アンドレについて。猪木いわく、
「もし、A・ザ・ジャイアントが ”格闘世界一” を名のるなら、わたしはなにも文句をいわない。
とにかく、やつと戦っていると人間相手の気がしない。巨大な恐竜におそわれている感じだ!」
あのカリスマの猪木さんにこのセリフをはかせたアンドレ。
入場した瞬間から、「こんなやつと猪木さんを戦わせていいのだろうか!!」と思わせるほどの人間山脈ぶり。
戦いのゴングがなる前に、猪木はアンドレに突進し、ありキックを見舞う。不意を疲れたアンドレだったが、この奇襲攻撃にアンドレの怒りが爆発してしまう。怒ったアンドレはものすごい形相で猪木のトレードマークの赤いタオルで猪木の首を締め付ける。アンドレの2メートル23センチの高さからの首吊り攻撃で猪木はほとんど半殺し状態。レフリーが必死に止めようとするもアンドレは猪木をほとんど殺そうとしていた。その後リング下に逃げてやっと猪木が休息。
その後も喧嘩作法で拳を浴びせるがアンドレにはなかなかダメージを与えることができない。一時はアンドレの隙を突いてバックドロップを見舞い(アンドレがちょっと自分で後ろに倒れていた)、その後延髄切りを見舞い、アンドレに頭を苦痛で抑えさせるまでいったが、アンドレに場外に持っていかれ、2回からのヘッドバッドでピヨっているところでアンドレがリング内に上がり、カウント20。試合後、延髄切りされた後頭部をしきりに抑えるアンドレ。しかしなんだかんだい言って、アンドレにはまったく歯が立たなかった。アンドレおそるべし。